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教育職 職員一覧

矢野 創 YANO Hajime 助教
生年 1967年
学位 Ph.D.(宇宙科学)(英国ケント大学、1995年)
専門分野 太陽系探査科学、宇宙環境科学
研究テーマ
・課題
<研究テーマ>
小惑星や彗星、その破片である流星・宇宙塵など、太陽系小天体に関する探査・実験・分析・観測・理論的研究の融合から、惑星系、地球型惑星、生命前駆物質の起源と進化を実証的に解明すること。

<課題>
学生時代から、南極氷床、成層圏、低軌道衛星で捕集された宇宙塵の物理・化学的分析、固体微粒子の超高速衝突実験、宇宙微粒子環境のモデル化、黄道光・彗星観測に従事。

1998-2002年、「Leonid MAC」ミッションに参画し、航空機上から、しし座流星雨の測光・分光観測を実施。1998-99年にNASA/JSCにて彗星探査機「スターダスト」のエアロゲル捕集器開発に従事し、2006年の地球帰還後は採取した彗星塵の初期分析に携わった。工学試験探査機「はやぶさ」でも試料採取機構を開発し、ミッション全期間で運用スーパーバイザーも務める。2005年には小惑星イトカワへのタッチダウン運用を担当し、試料採取地点の産状記載と微小重力天体上の砂礫の流動に関する論文を発表。2010年の地球帰還では、カプセル回収隊の方探本部、科学・輸送班を担当。

2000年より「はやぶさ」に続く日本独自の始原天体探査計画の立案を開始し、現在の「はやぶさ2」プリプロジェクトチームに至る。2010年打上げのソーラーセイル実証機「イカロス」には国産初の宇宙塵計測器を搭載し、太陽系内のダスト分布を実測している。2012年にISSきぼう曝露部へ設置予定のアストロバイオロジー実験装置「たんぽぽ」では、宇宙塵の非破壊捕集研究を分担。2010年代後半の実現を目指し、ソーラー電力セイルによる宇宙塵および木星トロヤ群小惑星の観測計画も検討している。

<その他の業務>
大学共同利用スペースプラズマ専門委員会の事務局では、超高速衝突実験施設を担当。月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC)では、事業推進室、研究開発室、SE室に所属している。JAXA本部横断業務では、宇宙機設計標準WGの一員である。総合研究大学院大学の教員も併任している。

所外では、COSPAR小天体委員会副委員長、IAU宇宙塵・流星委員会委員、ISTS太陽系探査セッション副委員長、学術誌 "Earth, Moon, Planets"編集委員、慶應義塾大学院SDM学科・特別招聘准教授等を務める。
自己紹介 軌道工学を専門とする京女の妻、みなとみらい生まれの一男一女と共に、横浜で暮らす江戸っ子です。趣味は旅、スポーツ、絵画など。2007年度に育児休業を取得して以来、子育てを通して、「ヒト」が「人間」に成長していく過程を観察することに夢中です。